災害後の勘違い
この前の地震で瓦屋根の家がけっこう被害に遭いました。
棟の瓦が落ちたり、平瓦がずれたり割れたりしました。
そこで皆さん勘違いするのは、「やっぱり瓦の家は重いから」とか
「瓦は、ずれやすい」などけっこう勘違いしています。
今の瓦の葺き方と昔の瓦の葺き方はかなりちがいます。
今は耐震で全部瓦を固定しています。
それとカラーベスト屋根の場合、もし地震で割れたりすれば
瓦みたいにその部分を差し替えたりできないので
当然大きく張替えになります。
板金屋根の場合曲がったりへこんだりすればそこも
当然すべてめくって張替えになります。
瓦だからこそすぐ復旧できるのです。
こういった地震など災害が起きると素人さん達は、
勘違いします。
耐用年数だって質の良い瓦を使えば20年、わけなくもつんです。
もう一ついうなれば瓦屋の職人の腕もあります。
カラーベストは、すぐ色あせするし、耐用年数だって短い
板金屋根にしったてへこむし・へたすれば錆びたりしますから。
瓦は「ダメだ」という発想は本来間違いだと思います。
何事も、もっと先々の事を考えて家づくりはしていかないといけません。
大工もしかり、工務店もハウスメーカーどもも安いからじゃー無く
お施主さんにちゃんと説明して最良の住まいを提供していって
もらいたいものです。
今、瓦被害に遭って直している人もただ元どうりに直している瓦屋が
たくさんいます。
それじゃーまた同じ事です。
今度は、それに耐える様に直さなければ意味がありません。
隣同士でそれぞれ金額が違っても施工のしかたが違うので
瓦職人にどういう直し方などちゃんと聞いて判断したほうがいいです。
これから瓦屋根の家が減っていくかもしれません。
でも、もう一度長いスパンで物事を考えていってください。
森田建築からのお願いです。
2009-08-25



